亡夫・敬介(犬塚弘)の跡を継いで代表となった椿晴子(浅野ゆう子)の旅行会社『椿観光』に2泊3日の旅行の申し込みがあった。お客は、久野鈴(佐々木すみ江)という築40年程のマンションの管理組合理事長。鈴は、マンションの住民が立て替え賛成派と反対派に分裂して激しく対立し、イヤガラセ騒ぎも何件か起きたことから、親睦のため旅行を考えたのだ。鈴に晴子の会社を推薦したのは、敬介の時代に『椿観光』を利用したことがある賛成派の幸田光咲(坂口良子)。ところが、義娘の天子(森公美子)と企画書を持って久野家を訪ねた晴子は、そこで殺されている鈴を発見した。警察の捜査が始まる中、光咲は、鈴の供養のためにぜひとも親睦旅行を実施したいと晴子に頭を下げる。光咲の熱意に打たれた晴子は、旅行を予定通りに行うと約束した。そして、旅行の日、晴子が添乗員、天子が助手を務めるバスには、8人の住人...
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